代々木上原は「高級住宅街」である。
インターネットで代々木上原を調べると、必ずと言って良いほどこの言葉が目に入る。
かの有名な桂小五郎がこの地を開拓し、それ以降多くの名士に好まれ続けた。また、地形の断面図からもわかるように高台にあるこの土地は、水害の心配が少ないことや、地盤の強さから、関東大震災以降、多くの人がこの地を求めたそうだ。その後、昭和初期になると小田急線の開通や、徳川山と呼ばれていた高級住宅街が分譲され始めたことが、現代に至るきっかけである。
窓から漏れる灯りは、昼間とはまた違ったアパートメンツ代々木上原を見せてくれる。
周辺は坂になっているため、日当たりも良好である。
2沿線が利用できる利便性の良さや、駅前に広がる新旧入り混じった商店は、毎日多くの人が行き交い賑わっている。そんな代々木上原駅周辺の2017年度の平均坪単価は、前年度より約3%アップした355.4万円。土地価格も、全国の駅周辺地価ランキングでは5110駅中130位に食い込む。駅周辺を調べただけでも、この土地の価値の高さをうかがい知ることができる。
また、少し足を踏み入れれば、閑静な高級住宅街が立ち並ぶ。私が訪れた渋谷区上原3丁目も、有名ブランドのレジデンスや、思わず感心してしまうような凝った外観が立ち並んでいることから、ハイグレードな住宅街であることが伺える。レンガ調で外国風のものから、コンクリート打ち放しのクールなものまで…。その一つひとつのこだわりが私の感性を刺激し、まるで美術品を眺めている気分だ。こうしたところも、代々木上原に憧れを抱く人が多いひとつの要因なのかもしれない。
シンプルかつホテルライクなエントランスからも、品の良さを感じる。
そんな一面を持つ傍らで、緑の多さも代々木上原の特徴だ。東京都目黒区立駒場公園をはじめ、少し足を伸ばせば代々木公園もある。また、大半の住宅はどこかしらに植栽がある自然豊かなエリアだ。
もちろん、アパートメンツ代々木上原も例外ではない。外観の周りを囲む木々。建物の中央には、シンボルツリーの緑がアクセントになっている吹き抜け。建物のコンセプトである「都会の中の清々しさ」が、そのまま表現されているようだ。また、白を基調とした穏やかな配色の外観は、派手さはないものの、品が良く洗練された印象を受ける。
アパートメンツ代々木上原が、数ある豪勢な高級住宅と恵まれた自然、両方の顔を併せ持つ代々木上原に違和感なく溶け込んでいるのは、「アパートメンツシリーズ」の特徴に理由がある。
周辺には、高低差のある坂が多い。これも高級住宅街の証なのかもしれない。
都心だからこそ潤いを大切にした立地、シャープなデザイン、ゆとりある住環境、これらは「アパートメンツシリーズ」のコンセプトだ。今までの様々な経験や知識を詰め込んだこのシリーズは、まさに「上質」の極みである。
私は以前、他のレポートで、「上質」についてじっくり考える機会があった。そこで自分なりの解釈で導き出した答えは、「上質とは細部まで神経が行き渡りこだわり抜かれ、追求され続けるもの」である。住人の快適さと質の高い安全性、そしてこのエリアの特色を考慮し造られたアパートメンツ代々木上原は、私の思う「上質」そのものだ。質の良いものは、月日を重ねるごとに魅力を深め、きっといつまでも長く好まれていくのだろう。そう、まるでこの地、代々木上原のように。
物件名称 | アパートメンツ代々木上原MAP | 所在地 | 東京都渋谷区上原3丁目35-1 |
---|---|---|---|
賃料 | --- 円 | 交通 | 小田急電鉄小田原線「代々木上原」駅徒歩6分 |
間取 | 1LDK,2LDK | 専有面積 | --- |
構造/階建て | 鉄筋コンクリート造/地上3階地下1階 | 築年月 | 2005/01 |
総戸数 | 30戸 | 管理人 | 日勤 |
駐輪場・バイク置き場 | 設備 | 、 | |
特徴 | 備考 | ||
特記事項 | 次回更新日 |
アパートメンツ代々木上原のエントランス口には、柱の両側に黒い鉄枠のようなものが。まるで、城を守る門のようではないだろうか?
正面玄関を真正面に捉えている管理人室。オートロックや防犯カメラなどは、24時間体制で住民の安全を守っている。
また、周辺は坂になっているため、プライバシーを保護する役割も担う植木が並んでいる。
駅の周辺には、線路に沿って多くのパン屋が並んでいる。電車を降り、駅の出口から出た瞬間の香ばしい匂いは、なんとも幸せな気分だ。
上原駅前商店街の一角にある「ベーカリーふじや」は、昭和5年創業の老舗のパン屋。あるときは、朝食に。またある時は、小腹が空いたときに。代々木上原に住む人の多くは、これを食べて成長してきたのではないか、と想像すると趣深い。
代々木上原駅(480m/約6分)
小田急線、東京メトロ千代田線が乗り入れる利便性の高い駅。昭和2年に開通し、住宅街が広がるきっかけとなった小田急線。昭和53年に開通し、このエリアが注目を集めるきっかけをつくった千代田線。
歴史の観点からも、現代の交通機関としても大きな役割を果たしている。
アコルデ代々木上原(550m/約7分)「駅とつながる・街とつながる・通りとつながる」がコンセプトの、駅に直結したショッピングモール。
丸正チェーン・代々木上原駅前店(750m/約10分)9時30分から22時00分までの営業時間に加え、豊富な品揃えが嬉しい。
古賀政男音楽博物館(450m/約6分)昭和の音楽を支えた、古賀政男の博物館。彼の生き様だけでなく、日本歌謡の歴史を学べることも魅力のひとつ。
代々木上原駅前商店街。代々木上原駅の北口に広がる商店街。飲食店が多く立ち並び、平日の昼間でも賑やかな通りだ。
東京大学生産技術研究所 駒場IIキャンパス(500m/約7分)ここで研究された何かが、将来の私たちに影響するかもしれないと考えると、背筋を伸ばしたくなる思いだ。
記事作成 2017/12/18 加藤美穂
加藤 美穂
南向き、角部屋、ペット可、セキュリティばっちり…。こだわりはたくさんあるから、じっくりゆっくり吟味して運命の部屋と出会いたい。
最近は、神社めぐりがマイブーム。どうか、良い物件とご縁がありますように!