アーバネックス森下Ⅱ
- 借りる前に知っておきたい裏話 -

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トップページ墨田区借りる前に知っておきたい、アーバネックス森下Ⅱの裏話。
情報更新日:2019-11-17

元祖カレーパンfeat.走れメロス【アーバネックス森下Ⅱ】

メイン写真

千尋は一念発起した。必ず、かの有名な元祖カレーパンを食べねばならぬと決意した。千尋にはグルメがわからぬ。千尋は、一介のライターである。文字を書き、写真を撮って暮らしてきた。けれども「元祖」と名のつくものに対しては、人一倍に敏感であった。
千尋は都営新宿線に乗って、この森下の駅にやってきた。元祖カレーパンの店、カトレアは、駅の間近にある。けれども、ここに来たからには、ぜひとも先に見ておかねばならぬものがある。アーバネックス森下Ⅱ。2018年の3月末、森下のまちに建つマンションだ。千尋は、単純な人間である。たちまちカレーパンのことを忘れて、てくてく歩き始めた。

元祖カレーパン。1927年に実用新案登録された「洋食パン」がルーツだという。

元祖カレーパン。1927年に実用新案登録された「洋食パン」がルーツだという。

カトレア外観。「元祖カレーパン」の文字が躍る。

カトレア外観。「元祖カレーパン」の文字が躍る。

駅から歩くこと5分、目指すマンションが眼に入った。2月の冬空の下、建設は着々と進んでいた。若い衆が、きびきびと働いている。あそこには何が置かれるのだろう、駐輪場かゴミ置場か、はたまた宅配ロッカーか――しばらく見入った後、千尋は、はたと気がついた。かのカレーパンは、焼き上がる時間が定められているという。好機は日に3度。7時、11時、15時である。その人気がゆえに、出遅れると手に入らぬ場合もあるらしい。時計を見れば、11時が迫っているではないか。名残惜しいが、カレーパンは待ってはくれぬ。ままならぬことである。千尋は、後ろ髪引かれつつ、アーバネックス森下Ⅱを後にした。
マンションからカトレアまでは、大人の足で9分ほどである。さして遠い道のりではない。森下のまちは、ごく穏やかな下町である。もちろん、山賊が現れたり、頼みの橋が激流に流されたりしようはずもない。けれども、千尋の眼には、カトレアが見えぬ。わかっている。見よ、ここに、立派な迷子がいる。
天はなぜ、私をこれほどの方向音痴に造りたもうたのか。千尋は嘆いた。笑ってくれ。分かれ道で必ず間違ったほうへ進む私を、笑ってくれ。
だが、嘆いていてもカレーパンはやっては来ぬ。地図を睨み、時計を睨みながら、千尋は走った。心持ちとしては、確かに走っていたのである――たとえ、歩くより遅かったとしても。

そんなに近寄ってきても分けてやらぬ。

そんなに近寄ってきても分けてやらぬ。

死力を尽くしてカトレアにたどり着いたのは、11時6分のことであった。陽の光に、赤い看板が鮮やかに輝いていた。
千尋は、気持ちばかりは疾風のごとく、実際には疲れた牛のごとき足取りで、店へと踏み入った。棚に並ぶ、あんパンにクリームパン、クロワッサン――目を皿のごとく見開いて、その中に目当てのパンを探す。
――あった!
包装に誇らしげに刻まれた「元祖カレーパン」の文字。けれども、感慨に浸る暇はない。先客たちが次々と、手にしたトレーにカレーパンを載せてゆく。負けてなるものか。千尋は素早い動きでトングを伸ばした。やや小ぶりなカレーパンは、だが、ずしりと重い。危うく取り落としかけながらも、無事トレーに載せた。
パンの包みは、焼き立てのぬくもりを透かして温かい。すぐにでもかぶりつきたい気持ちをこらえて、公園へと急いだ。公園に、ひと気はない。小さな椅子に腰を下ろす。包みをはがして、歯を立てる。思いのほか軽い歯触りであった。断面を見ると、隙間がない。ごく薄いパン生地の中を、粘りけの濃いカレーがみっしりと埋めている。これが、手に感じる確固たる重さのゆえんか。けれども、理知的な心の残っていたのはそこまでであった。あとは、わき目も振らずただ無心に、パンを頬張るだけであった。

森下駅。都営新宿線・都営大江戸線が乗り入れる。

森下駅。都営新宿線・都営大江戸線が乗り入れる。

元祖カレーパンは、瞬く間に千尋の腹におさまった。満足と、一抹の寂しさが胸に落ちた。
千尋は、単純な人間である。ふたつのことを、時を同じくして考えることができぬ。けれどもこのとき、まるで天啓のごとく、アーバネックス森下Ⅱのことを思い出した。あのマンションに住んだなら、毎日でもこのパンが食べられるではないか。突如、千尋は、激しい嫉妬に襲われた。
そのとき、眼前に鳩が歩み寄った。鳩は、つぶらな眼で千尋を見上げた。いや、その眼が見ていたのは、千尋の手のうちのカレーパンであった。数瞬の間ののち、千尋は、邪智暴虐の王のごとく、鳩に向かってパンを掲げた。
「これはやらぬぞ。私のカレーパンだ。」
ひとしきりそうして勝ち誇ったあと、ふと気配を感じて、公園の入り口に眼を向けた。見知らぬ人が、まじまじと千尋を見ていた。
千尋は、ひどく赤面した。

アーバネックス森下Ⅱ 物件概要

物件名称 アーバネックス森下ⅡMAP 所在地 東京都墨田区菊川1丁目17-9
賃料 --- 円 交通 都営大江戸線「森下」駅徒歩5分
間取 1K,1LDK,1DK 専有面積 ---
構造/階建て 鉄筋コンクリート造/地上7階 築年月 2018/03
総戸数 56戸 管理人 通勤
駐輪場・バイク置き場 設備
特徴 備考
特記事項 次回更新日

複数駅・路線が利用可能バス路線も充実

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最寄りの森下駅の他、徒歩12分圏内に菊川駅、両国駅が立地。都営大江戸線・新宿線が利用可能だ。また、マンション周辺を墨田区循環バスが走っており、押上駅や東京スカイツリー方面に容易にアクセスできる。さらに森下駅前からは、築地駅や亀戸駅、錦糸町駅などの各方面へのバスも運行されている。

墨田区のものづくりを身近に感じる

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墨田区では、産業PRやイメージアップ、地域活性化を目指し、「3M運動」が行われている。その取り組みのひとつが、区の産業や文化に関するコレクションを展示する「小さな博物館」。展示場として利用されているのは、工場や作業場、民家などの一角だ。紙製品や金庫、表具など、多彩なものづくりの文化に触れられる。

MAP

森下文化センター(約600m/徒歩8分)。多目的ホールや会議室、音楽スタジオ、茶室などさまざまな施設がそろう。そのほか、漫画「のらくろ」で知られる漫画家・田河水泡や、美人画の巨匠・伊藤深水、夭逝の洋画家・関根正二といった、地域ゆかりの芸術家に関する展示も行っている。

森下文化センター(約600m/徒歩8分)。多目的ホールや会議室、音楽スタジオ、茶室などさまざまな施設がそろう。そのほか、漫画「のらくろ」で知られる漫画家・田河水泡や、美人画の巨匠・伊藤深水、夭逝の洋画家・関根正二といった、地域ゆかりの芸術家に関する展示も行っている。

森下町郵便局(約550m/徒歩7分)。ATMは土日も利用可能。

森下町郵便局(約550m/徒歩7分)。ATMは土日も利用可能。

ライフ菊川店(約64m/徒歩1分)。24時まで営業しており、帰りが遅くなっても買い物ができてありがたい。

ライフ菊川店(約64m/徒歩1分)。24時まで営業しており、帰りが遅くなっても買い物ができてありがたい。

1596年創建の深川神明宮(約700m/徒歩9分)。「深川」の地名はこの神社に由来する。毎年8月には例大祭が行われる。

1596年創建の深川神明宮(約700m/徒歩9分)。「深川」の地名はこの神社に由来する。毎年8月には例大祭が行われる。

中田屋茶舗 本店(約600m/徒歩8分)。1854年創業の老舗。緑茶や抹茶、番茶からコーヒーまで幅広く扱う。

中田屋茶舗 本店(約600m/徒歩8分)。1854年創業の老舗。緑茶や抹茶、番茶からコーヒーまで幅広く扱う。

セブン-イレブン 墨田菊川1丁目店(約49m/徒歩1分)。日常のちょっとした買い物に便利。

セブン-イレブン 墨田菊川1丁目店(約49m/徒歩1分)。日常のちょっとした買い物に便利。

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※現在、この物件は空室がございません。



記事作成 2018/2/19 高橋千尋

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