池之端という地名をご存知でしょうか。池之端と書いて、『いけのはた』と読みます。文字通り、上野の不忍池の近くにあることに由来する地名です。この不忍池の北側に位置する上野動物園に隣接して「ザ・パークハウス池之端」が建っています。南側に上野公園の緑が広がる、10階建てのマンションです。
上野動物園の中からマンションを望むことができます。
ザ・パークハウス池之端周辺を上空から見た図。
不忍池および上野動物園は上野公園の一画にあります。上野公園一帯の丘陵地帯は上野の山と呼ばれ、江戸時代には花見の名所として、人々に親しまれていました。明治時代になると近代化が進むさなか、上野の豊かな自然をぜひ公園に整備しましょうという意見が出てきます。この意見に基づいて1876年に日本初の公園、上野公園が誕生しました。1882年には日本で初めての動物園、上野動物園も開園。第二次世界大戦中には、童話『かわいそうなぞう』に紹介されている、動物の処分が行われたり、不忍池が水田にされてしまったりという不幸なできごともおきました。しかし、幸いなことに、上野を愛する有志が、景観を守ってくれて今日に至ります。今では、動物園の他に美術館や博物館、芸術大学など、重要な文化施設が一堂に会する場所へと変貌を遂げました。
壁面に縦格子、床には天然石があしらわれたエントランスホール。昼間は明るい光が差し込みます。
このような変遷をたどってきた上野公園は、外国人にも人気の高い観光地でもあります。日本を代表する観光地に調和すべく、「ザ・パークハウス池之端」は、落ち着いたカラーを使用するとともに、日本の文化を用いた意匠と都会的で洗練されたデザインの融合がコンセプトとなっています。外壁には、茶道の陶器に見られる油のしずくのような斑点を散らしたタイルを使用し、植栽にはモミジやツツジなど日本の四季を感じられる樹木や花々があしらわれているため、身近に自然を感じることができます。
建物内は内廊下です。床はカーペット敷きで、足音が響きにくい造りです。
観光客や修学旅行生が多く訪れ、昼間は賑やかな不忍池周辺も、夜は静けさに包まれます。そのためゆっくりと自宅で体を休めることができる環境です。また、上野駅まで足を運べば、さまざまな店舗が深夜まで営業しています。和洋中からエスニックまで、飲食店のバリエーションも多く、目移りしてしまう程です。
不忍池周辺は戦後の復興、そして1964年の東京オリンピック開催を経て、発展を続けてきました。1970年代には、上野動物園に日本初のパンダが中国から来日し、第一次パンダブームに。そして2017年には、シャンシャンが誕生し、再びパンダブームがやってきました。2020年東京オリンピックの年には、パンダの故郷四川省の環境により近づけた新しいパンダ舎が上野動物園に誕生するそうです。このパンダ舎は、「ザ・パークハウス池之端」に隣接した西園に建設中です。上野動物園へ表門から入場し、園内を眺めながらいそっぷ橋を渡って西園へ歩を進めると、園内から「ザ・パークハウス池之端」を見上げることができる場所があります。そのまま池之端門を出ると、マンションまでは徒歩4分(およそ300メートル)。上野駅からの最短ルートではありませんが、道中さまざまなシーンに出会えそうです。
物件名称 | ザ・パークハウス池之端MAP | 所在地 | 東京都台東区池之端3丁目1-25 |
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賃料 | --- 円 | 交通 | 東京メトロ千代田線「根津」駅徒歩4分 |
間取 | 4LDK | 専有面積 | --- |
構造/階建て | 鉄筋コンクリート造/地上10階 | 築年月 | 2014/09 |
総戸数 | 48戸 | 管理人 | 日勤 |
駐輪場・バイク置き場 | 設備 | 、 | |
特徴 | 備考 | ||
特記事項 | 次回更新日 |
「ザ・パークハウス池之端」の駐輪場は屋根付きの堅牢な造りで、大切な自転車を安心して駐輪することができます。建物内には不在時でも荷物を受け取り可能な宅配ボックスに加え、ダイヤル錠付きのメールボックスが設置されています。また、清掃が行き届いたゴミ置き場は24時間利用することができます。
マンションのエントランスは、オートロックで人の出入りを管理しています。また、エントランス横には管理人室がある上、敷地内には、各所に防犯カメラも設置されており、より安心して生活することができます。
最寄りの千代田線「根津駅」まで徒歩4分。平坦なルートのため、歩きやすいです。他にJR各線や銀座線の「上野駅」、大江戸線「上野御徒町駅」、「京成電鉄上野駅」など複数駅・複数路線が徒歩圏内。通勤・通学の手段が電車という人にとって、利用しやすい立地です。
不忍池(約350m/徒歩5分)は、シーズンになると、蓮の花が水面を埋め尽くすように咲き誇り、風光明媚な場所です。世界でもここだけという、都心部のカワウの繁殖地がある他、カモやユリカモメなど、さまざまな野鳥が飛来するバードウォッチングの名所でもあります。
人気者のパンダがいる上野動物園(約450m/徒歩6分)。子どもは入園無料なのは嬉しいですね。
松坂屋上野店(約1,200m/徒歩15分)へ行けば、贈答品や手土産にぴったりの品がそろいます。
鮮魚や水産加工品などが多く揃う、専門店吉池(約1,300m/徒歩17分)。食事処や衣料品売り場も充実しています。
国立科学博物館(約800m/徒歩10分)の常設展は、高校生以下の入場が無料です。屋内施設のため、雨の日のお出かけ先としてもおすすめです。
池之端児童遊園(約140m/徒歩2分)には、都電の車両が展示されており、電車好きのお子さんなどに人気です。
記事作成 2018/11/22 鈴木香織
鈴木香織
東京生まれ、東京育ちの地元民です。趣味は料理全般で、マイブームはホームパーティ。どうしたら、SNS映えするフォトジェニックな写真が撮影できるか、日々研究しています。
入社以来培ってきたスキルを最大限生かし、お部屋探しをしている方と、素敵な物件との架け橋となりたいと思います。