私は春の訪れを喜ぶような桜吹雪を浴びながら、取材先のパークアクシス上野へ歩みを進めていた。行き交う人々でにぎやかな山手線JR上野駅から歩くこと9分、パークアクシス上野の周辺には住宅が立ち並び、この土地に暮らす人々の生活の音が広がっている。周囲にある幼稚園や小・中学校に通う児童たちだろうか。物件の目の前にある山伏公園で子供たちが楽しそうに声を上げて遊んでいた。子供たちの元気な声を聞くと、私も足元がウキウキしてくる。取材の時間までもう少しある。この元気な雰囲気につられながら周辺をもう少し歩き回ってみることにした。
目の前の山伏公園には満開の桜が枝をのばしていた
秋葉原という地名の由来となった秋葉神社は、火の神・水の神・土の神を祀っている
しばらく街を歩いてみて気が付いた。秋葉原の語源となった秋葉神社や、伊能忠敬の墓がある源空寺、かっぱの逸話がある曹源寺など、この地域には大小さまざまな寺社仏閣が軒を連ねている。通りによっては寺の横にも寺、道路向かいにもまたお寺……という場所もある。なぜこんなにも寺社仏閣が集まっているか。その由来は、江戸時代までさかのぼる。この上野の地は江戸城から見て北東――すなわち鬼門の方向に当たる。鬼門の方角から襲い来る厄災から江戸の町を守るため、京都の鬼門を守ってきた比叡山延暦寺にならい「寛永寺」という寺が建てられた。その後、上野の中心を担う存在となった寛永寺を中心として様々な寺が建てられていき、現在のような寺が密集する街の姿になっていった。
シックな装いで入居者を迎えるエントランス
現代で、これらの寺社仏閣以外にも厄災から私たちを守ってくれる施設が二つある。しかも、パークアクシス上野から徒歩10分圏内だ。それが、警視庁下谷警察署と上野消防署だ。私たちの生活を守る警察や消防も元をたどると江戸時代に存在した町奉行や火消しに端を発する。江戸時代から江戸の町を守護してきた上野は、平成の世になっても様々な形で人々を守っている。
上野は厄災から人々を守る街だったのか。そう考えると、人々の楽しそうな生活の音も上野に守られているお陰なのかもしれない。私はそう考えながら、改めてパークアクシス上野へ向かった。
エントランスホールは吹抜けで、気持ちの良い開放感がある
パークアクシス上野に到着してまず目に入るのは、シックな装いのエントランスだ。エントランスのダークトーンのタイルと深い木目調のドアは、外装の白さとのバランスで重くなり過ぎず、それでいて建物の入口をしっかりと守るような堅実さを感じる。パークアクシス上野の堅実な守りは見た目だけではなかった。この物件にはトリプルセキュリティと呼ばれるセキュリティシステムが備えられている。オートロック付きのエントランス、キーリーダーに鍵をかざすと呼び出すことができるエレベーター、防犯玄関ドアやTV付きモニターインターホンで守る各部屋の玄関。これらの三段階のセキュリティポイントにより建物内への不正な侵入を防いでいる。パークアクシス上野はこれらのセキュリティに加えて、東北大震災以降、さらに意識されるようになった地震災害に対しても守りを固めている。建物を支える基礎から、せん断補強筋(地震の揺れで建設部材が切断されないように使われる鉄筋)の溶接の方法、コンクリートの品質まで耐震にこだわりを持って作られている。
厄災や犯罪、火災を防ぐ上野の守り。セキュリティや災害対策などのパークアクシス上野の守り。外でも中でも暮らす人を守るパークアクシス上野での生活は、とても心強く安心して過ごせることだろう。
物件名称 | パークアクシス上野MAP | 所在地 | 東京都台東区北上野2丁目7番9号 |
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賃料 | 104,000 円 | 交通 | 山手線「上野」駅徒歩9分 |
間取 | 1LDK,1R,1K,2LDK | 専有面積 | 25.1㎡ |
構造/階建て | 鉄筋コンクリート造/地上12階 | 築年月 | 2012/01 |
総戸数 | 59戸 | 管理人 | |
駐輪場・バイク置き場 | 設備 | 、 | |
特徴 | 備考 | ||
特記事項 | 次回更新日 |
エントランスのオートロックやセキュリティ機能付きのエレベーターなど、セキュリティシステムが整備され、日々の暮らしに安心を与えてくれる。ゴミ捨て場にも入居者のみが入れるセキュリティがついているため、自分の出したごみが荒らされたり、外部の目に触れることがない。
パークアクシス上野はJR上野駅から徒歩9分の便利な立地。徒歩の移動にも便利な距離だが、自転車があればさらに気軽に行けるようになる。近隣には上野恩賜公園やアメヤ横丁など出かけてみたくなるスポットが沢山。駐輪場を利用すれば行動範囲が広がり、さらに上野を楽しめそうだ。駐車場も設置されているため、車を持ちさらに遠くにも出かけることも可能だ。
パークアクシス上野では24時間利用可能な宅配ボックスや、ロック付きの郵便受けがある。再配達の有料化が検討されていることもあり、荷物の受け取りは頭を悩ませるもの。しかし、宅配ボックスを利用すれば、受け取りの時間を気にする必要がなくなる。外出の多い人にとってありがたい設備だ。
JR上野駅(徒歩約9分/約720m)
北関東や、東北・上越・信越への交通の要となる「北の玄関口」上野駅。駅周辺は行き交う人々でとても賑やか。ここからなら気軽に桜を追いかけて北上、なんてこともできてしまうかもしれない。
アメヤ横丁(通称アメ横)や、上野マルイ、駅に併設されているatre上野などショッピングスポットも充実。
暮らしを守る警視庁下谷警察署(徒歩約3分/約290m)
子どもたちの声が賑やかな山伏公園(徒歩約2分/約160m)
台東区立駒形中学校(徒歩約4分/約350m)
日頃の買い物に便利。マルエツ東上野店(徒歩約2分/約160m)
台東区立上野小学校・清島幼稚園(徒歩約5分/約450m)
記事作成 2017/4/6 池田早紀