パン好きなら、浅草・田原町の「ペリカン」の名前を知らない人はいないだろう。1949年の創業以来、親子3代にわたって営まれているパン屋さん。形や大きさのバリエーションはあれど、売っているのは基本的に食パン、ロールパン、コッペパンの3種類だけ。あえて絞ったシンプルな品揃えながら、その味を求めて毎日行列のできる人気店だ。もっちりふわふわのパンはそのままでも十分美味しいが、トーストすれば甘みと香ばしさがプラスされてまた絶品。使われている素材もシンプルなため、バターやジャムからハム、野菜など様々な具材にもよく合う美味しさだ。
ちなみに店名の由来は、2代目社長の中学時代のあだ名から。ご本人の下唇が出ていてペリカンに似ていたから…という理由が面白い。
パンのペリカン(Pelican) (約150m/徒歩2分)。 自社工場で限定製造されているパンは、早々に売り切れてしまう日も多い。確実に入手するなら予約がおすすめだ。
大きな浅草通りに面して建つ「パークアクシス浅草・田原町」。目の前にはバス停、隣のビルには「サイゼリヤ」とスポーツクラブが入っている。
今回ご紹介する「パークアクシス浅草・田原町」は、そのペリカンから歩いてわずか2分。わざわざ遠方からパンを求めて足を運ぶ人も多いファンからすれば、何とも羨ましすぎる立地だ。住まいに求める条件は人それぞれだろうが、もし私だったら、近くにとびきり美味しいパン屋さんがあることは十分、そこに住む理由の1つになるだろう。予約必至の大人気店へ、まるでコンビニへ行くような至近距離で住めるとは何という幸せ! パン好きならきっと共感してもらえるはずだ。
もちろん、「パークアクシス浅草・田原町」に住む理由はそれだけではない。最寄駅である東京メトロ銀座線の田原町駅から徒歩2分という、非常に便利なアクセスもその1つ。都営浅草線の浅草駅まで徒歩5分、都営大江戸線の蔵前駅まで徒歩6分と3駅5路線が自在に使えるため、上野や大手町など主要ビジネスエリアまで電車で10分もかからない。銀座や新橋などもラクにアクセスできるほか、京急線と直通している浅草線を利用すれば羽田空港まで乗り換えなしの1本で行くことも可能だ。
自転車用の通行帯も設けられた広い歩道に面して、マンションのエントランスがある。
三井不動産の高級賃貸レジデンス「パークアクシス」シリーズとあって、建物も魅力にあふれている。2014年竣工の「パークアクシス浅草・田原町」は地上14階建て・総戸数99戸。アースカラーを使ったスタイリッシュな外観が目を引く、美しい建物だ。植栽に彩られたエントランスを入ると、おしゃれなソファや壁面アートで洗練した空間に仕上げられたラウンジ。賃貸でありながら、分譲マンションなみに豪華な共用部が用意されている。
また「パークアクシス」シリーズはセキュリティ対策も優秀だ。エントランスにはオートロック、エレベーターには鍵がないと呼び出しができない乗車制限+監視モニター付。さらに居室のドアには耐ピッキング性に優れたディンプルキーとダブルロックを採用するなど、住人の安心安全をしっかり守ってくれる。プライバシーにしっかり配慮して、内廊下を採用している点も高ポイントだ。
また、ペット・ピアノ相談可という点も嬉しい。ご自身で楽しむのはもちろんのこと、お子さんのいるファミリーなら犬や猫を飼ったりピアノを習わせたりすることで、子どもたちの情操教育にも大いに役立つだろう。
マンションのすぐ前にある「浅草寿町」バス停。浅草や上野、南千住などへ行くバスが数分おきに出ていて便利だ。
近隣には、つねに観光客で賑わう浅草、プロ御用達の料理道具が並ぶ合羽橋。買物を楽しみながらブラブラ歩きを楽しめる街がたくさんある。マンションから5分ほど歩けば、隅田川もすぐそこ。遊歩道でジョギングをしたり、川向うに見えるスカイツリーや水辺の風景をのんびり眺めるのも癒される。隅田川花火大会の会場も近いため、夏の楽しみが増えそうだ。また、ここ最近おしゃれなカフェや雑貨店などがぞくぞく誕生している注目エリア・蔵前も徒歩圏内。伝統ある昔ながらのお店と最先端のお店が融合しながら、ますます魅力を高めている街を楽しめる。
コンビニやスーパー、郵便局など生活に便利なスポットも近所に揃い、「パークアクシス浅草・田原町」に暮らせば便利な都会生活を存分に満喫できるだろう。もちろん毎日の朝食には、ペリカンの美味しいパンを。ここに住む幸せを感じながら噛みしめてほしい。
物件名称 | パークアクシス浅草・田原町MAP | 所在地 | 東京都台東区寿4丁目15-6 |
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賃料 | 96,000 円~171,000 円 | 交通 | 東京メトロ銀座線「田原町」駅徒歩2分 |
間取 | 1LDK,1K,2LDK | 専有面積 | 25.51㎡~42.77㎡ |
構造/階建て | 鉄筋コンクリート造/地上14階 | 築年月 | 2014/06 |
総戸数 | 99戸 | 管理人 | 通勤 |
駐輪場・バイク置き場 | 設備 | 、 | |
特徴 | 備考 | ||
特記事項 | 次回更新日 |
ガラス張りにアースカラーの扉を合わせた、ナチュラル&モダンな印象のエントランス。周囲には植栽がバランスよく配置され、美しい街並みをつくり出している。建物の中に入ると温かみのある間接照明が空間をおだやかに照らし、帰ってくるたびにホッとできそうだ。
建物のエントランスを入るとすぐ、ゆったり広がるラウンジ。何人ものデザイナーや作家による美しいアートワークが、洗練された空間を演出している。新進気鋭のクリエイターが多く集うと言われる「田原町」という街にぴったりの、伝統とモダンが融合したラウンジだ。
エントランスのラウンジからエレベーターへとつながる共有空間にも、気鋭のデザイナーによるチェアやアートが置かれ、おしゃれな空間をつくりだしている。壁に掛けられたアーティフィシャル(人工)グリーンは、多肉系や観葉植物を中心にしたアレンジが美しい。
留守中も荷物を受け取れる宅配ロッカーを始め、駐輪場やペット用の足洗い場など、都会暮らしを便利にしてくれる共用設備が充実している。また、エントランスのオートロックやエレベーター内など、共用部には随所に防犯カメラを設置。高水準のセキュリティ対策で住人の安全をしっかり守ってくれる。
両側のアーケードに人形焼きの老舗や天ぷら店など、多くの有名店がひしめく雷門通り(約170m/徒歩3分)。この通りをまっすぐ進めば観光名所の雷門、そして浅草駅に到着だ。通りを歩きながら、目前に見えるスカイツリーをチラチラ眺めるのも楽しい。
浅草ROX(約450m/徒歩6分)。ファッション、コスメ、雑貨、グルメなどの専門店から健康ランド、フィットネスなど充実の90店舗が揃う商業施設だ。
FEBRUARY CAFE(フェブラリーカフェ)(約140m/徒歩2分)。スペシャルティコーヒーで淹れるエスプレッソドリンクと合わせて、ペリカンのパンを使ったトーストも食べられる人気のカフェだ。
Readin’ Writin’ BOOKSTORE(リーディン ライティン ブックストア)(約300m/徒歩4分)。元新聞記者の店主・落合博さんがセレクトしたユニークな品揃えが楽しい本屋さん。自身の経験を生かして、文章教室も開催されている。
東京メトロ銀座線の田原町駅(約160m/徒歩2分)。ここから浅草まで1駅、上野まで2駅。神田・日本橋・銀座・表参道などへも1本で行けて、通勤通学に便利だ。
浅草郵便局(約190m/徒歩3分)。大きな郵便局が近くにあるのは何かと心強い。夜間や土日に利用できる「ゆうゆう窓口」も設置されている。
記事作成 2017/11/1 大家リリコ
大家リリコ
ライター業をやりながら、アパートも運営するサラリーマン大家。築70年超の古民家をリノベした自宅に住んでいます。築古から新築まで、いろんな物件を趣味と実益を兼ねて見に行くのが大好き!
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