黒は他のものを引き立たせる色だと、どこかで読んだことがある。宝石店の店員が黒い服を着ることが多いのは、商品の宝石を引き立たせるためだそうだ。
パークアクシス茅場町に足を踏み入れた瞬間、私がその話を思い出したのは、内装に用いられた黒があまりに印象的だったからだ。エントランスからその先に広がるエントランスホールまで、黒いタイルに覆われた壁が続いている。重厚な雰囲気だが、タイルの上品な光沢のためか、暗くは感じない。壁面にはガラスやメタルのアートが飾られている。その洗練された輝きが背景の黒によく映えて、確かに黒はものを引き立たせる色だと納得した。
パークアクシスのエントランスホール。壁面の黒にメタルアートが映える。
エントランスホールのガラスアート。銀色の輝きが美しい。
引き立て役としての黒という話を読んだとき、私が連想したのは「黒子」だった。「ほくろ」ではなく「くろご」。歌舞伎などの舞台上で、黒い衣装を着て役者の演技を助ける係である。
共用部分の鮮やかな黒のイメージに浸ったまま、パークアクシス茅場町の中を取材して回るうち、マンションの共用設備というのは黒子に似ているように思えてきた。それ自体が主役にはならないが、住人を陰からサポートしてくれる、心地よい暮らしになくてはならない存在だからだ。
屋内に設けられた機械式の駐車場。悪天候のときも乗り降りがしやすい。
そんな黒子が、パークアクシス茅場町には数多く存在する。留守がちでも荷物を受け取りやすい宅配ボックス、建物内に設けられた24時間利用可能なごみ置き場。愛車を安心して停めておける、屋内の駐輪場やバイク置き場に駐車場。さらに、ペットとの生活に嬉しいペット洗場まで――これらの設備を駆使すれば生活がどれほど快適になるのか、思わず妄想が膨らむ。
セキュリティの面でも、住人の安全を見守ってくれる黒子がいる。入り口のオートロックやエレベーター内モニター、各所に設置された防犯カメラなどがそうだ。きめ細かなセキュリティ対策は、暮らしに安心感を与えてくれる。
マンション内にはエレベーターの中をはじめ、複数の防犯カメラが設置されている。
パークアクシス茅場町は、日比谷線の茅場町駅から徒歩8分、京葉線の八丁堀駅から徒歩6分の距離に建っている。東京や日本橋、大手町、銀座といった駅に直通でアクセスできる、恵まれた環境だ。
便利な立地を活かしてアクティブに活動し、帰ってくると黒くスタイリッシュな空間が迎えてくれる。忙しい日々も、数々の黒子に支えられて快適に過ごすことができる――そんな毎日は、宝石のように輝きそうな気がした。
物件名称 | パークアクシス茅場町MAP | 所在地 | 東京都中央区新川1丁目26番6 |
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賃料 | 123,000 円~160,000 円 | 交通 | 東京メトロ日比谷線「茅場町」駅徒歩8分 |
間取 | 1R,1LDK | 専有面積 | 26.04㎡~41.14㎡ |
構造/階建て | 鉄筋コンクリート造/地上14階 | 築年月 | 2012/06 |
総戸数 | 72戸 | 管理人 | 通勤 |
駐輪場・バイク置き場 | 設備 | 、 | |
特徴 | 備考 | ||
特記事項 | 次回更新日 |
ポストはプライバシーを守れるダイヤル錠付き。いつでも荷物を受け取れる宅配ボックスや、24時間利用可能な屋内のごみ置き場が備えられ、忙しい毎日の中で重宝する。駐輪場とバイク置き場は屋内にあり、防犯面でも安心だ。駐車場は機械式。建物内に設けられているので、愛車を風雨にさらすことなく停めておくことができる。
入り口のオートロックや、建物内の随所に設置された防犯カメラなど、さまざまな角度からセキュリティ対策が行われている。また、各階の廊下はプライバシー性の高い内廊下。きめ細かな配慮で、安心して暮らせるマンションだ。
徒歩10分圏内に茅場町駅と八丁堀駅があり、東京メトロとJRの複数路線が利用可能。東京駅・日本橋駅へ直通2分、大手町駅へ直通3分、銀座駅へ直通6分など、さまざまな駅に便利にアクセスできる。アクティブな暮らしを支えてくれる、充実した交通網だ。
永代橋(約300m/徒歩4分)。江戸時代、赤穂義士が引き上げのときに渡ったことで有名。最初に架橋されたのは1698年だが、洪水や大火などによってたびたび失われてはかけ直しが繰り返されてきた。現在の橋は、関東大震災後の1926年に竣工したもの。夜にはライトアップされ、美しく輝く。
マルエツプチ 新川一丁目店(約80m/徒歩1分)。朝8時から夜10時まで営業しており、日常の買い物に重宝する。
中央区コミュニティサイクル サイクルポート B2-10.東京ダイヤビルディング(北側)(約110m/徒歩2分)。中央区を含む東京7区内なら、どこのサイクルポートでも自転車のレンタル・返却が可能。
近隣には、首都高速都心環状線や首都高速6号向島線など、複数の高速道路が走っている。写真は首都高速都心環状線の宝町入口(約1100m)。
新川公園(約850m/徒歩11分)。隅田川の堤防上に広がる公園。桜並木があり、春には花見を楽しめる。
マンションの周辺には複数のコンビニが立地し、ちょっとした買い物に便利だ。写真は、道を挟んで隣の建物に入っているミニストップ 新川1丁目店(約80m/徒歩1分)。
記事作成 2017/11/29 高橋千尋