川と調和した街並みを歩いているだけで、心が浄化されるような穏やかな気持ちになります。幼いころから川が身近にある暮らしをしていたからかもしれません。上京後も、私の日常に川のある風景は寄り添っていました。初めて勤めた会社は永代橋のそばにあり、私は毎日隅田川を渡り出勤していました。滝廉太郎の歌でしか馴染みのなかったその川を初めて見たときは、「ああ、これがあの隅田川か!」としみじみと感動したものです。そして隅田川には、いくつもの橋が架かっています。ひとつとして同じ形のものはなく「橋の博物館」と呼ばれているほどです。夜になると、青や赤にライトアップされた個性ある橋たちが絵になる美しい景色を見せてくれます。
佃大橋から中央大橋を望む。先にはスカイツリーの姿も。
外から見たラウンジ周辺はお洒落なカフェのよう。
今回取材に訪れたのは、隅田川に架かる、佃大橋と中央大橋に挟まれたリバーフロントに建つ「パークシティ中央湊 ザ タワー」。2017年11月竣工、地上36階地下1階からなる高層レジデンスです。デザイン性の高いタワーは遠くからでもキラキラと目立ち、空が映り込んだ建物の外壁は見る場所や時間帯によって様々な表情を見せます。
共用部には、高級感のあるエグゼクティブラウンジや、屋上のスカイガーデン、景観を生かしたリバービューラウンジなど、グレードの高さからこだわりを感じる造りとなっています。完成後すぐの取材であったのでテナント等は入居前でしたが、1階にはスーパーマーケットが入る予定です。同じ敷地内にスーパーマーケットがあるのとないのとでは、毎日の生活において便利さがかなり違います。
日が暮れるとライトアップされるリバーガーデン。
ロケーションに至っては、東京駅や銀座方面が徒歩圏内という非常に利便性の高い場所にあり、最寄り駅の八丁堀駅までは徒歩約6分、新富町駅までは徒歩約8分。JR、東京メトロ日比谷線、東京メトロ有楽町線と3路線利用可能なので、東京都心の大抵の場所にスムーズに行くことができます。便利な東京中央区エリアにもかかわらず、建物周辺の交通量はさほど多くなくのんびりとした印象を受けました。また、目の前が隅田川なので素晴らしい景観が望めます。川沿いには遊歩道が設けられ、散歩やジョギングを楽しんだり、様々なデザインの水上バスが行き交う様子を眺めたり、ゆったりと時間を過ごせるなんとも贅沢な場所です。遊歩道を進むと、レストランやカフェ、郵便局、スポーツジムなどが入る複合施設の聖路加タワーが見えてきます。その隣には、都内有数の大規模ER型救命救急センターを備えた聖路加国際病院もあり、日々の暮らしに心強いです。佃大橋を渡れば、ノスタルジックな木造家屋が建ち並ぶ趣のある佃島や、下町のグルメ・もんじゃ焼きのお店が集まる月島方面に行くことも可能です。
クラッシックな館銘板からは上品さが漂う。
かつて東京は「水の都」と呼ばれていました。江戸の町には水路が張り巡らされ、日本全国から海路を経て多くの物資が運ばれ、その周りで人々が働き、暮らし、活気のある町を形成していきました。明治維新後から高度成長期にかけても、川は貴重な輸送ルートとして貿易面で大いに活躍します。娯楽の面でも、屋形船や花火大会など大きな楽しみを与えてくれています。東京都は、2020年の東京オリンピックをきっかけに、この美しい風景を有する東京を再び「水の都」として世界にアピールしていこうという活動を始めています。「パークシティ中央湊 ザ タワー」は、特等席でその素晴らしい景観を堪能できる物件です。世界に誇れる美しい川の町で毎日を過ごしてみたい、そう思う方にぜひおすすめしたい物件です。
物件名称 | パークシティ中央湊 ザ タワーMAP | 所在地 | 東京都中央区湊二丁目15-14 |
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賃料 | --- 円 | 交通 | 東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅徒歩6分 |
間取 | 3LDK,1LDK,2LDK | 専有面積 | --- |
構造/階建て | 鉄筋コンクリート造/地上36階地下1階 | 築年月 | 2017/11 |
総戸数 | 416戸 | 管理人 | 通勤 |
駐輪場・バイク置き場 | 設備 | 、 | |
特徴 | 備考 | フロント 管理:通勤 | |
特記事項 | 次回更新日 |
建物の目の前が隅田川という恵まれたロケーション。川沿いには「隅田川テラス」と呼ばれる遊歩道が、約28㎞の区間で整備されています。行き交う水上バスや水面に浮かぶ鳥たちを眺めのんびりしたり、散歩やジョギングを楽しんだり、思い思いの時間を過ごすのに最適な環境がすぐそばにあります。
2駅3路線利用可能。東京駅や銀座一丁目駅も徒歩圏内なので、通勤・通学、買い物にも非常に便利な立地です。また、建物内には駐輪場やバイク置き場に加え機械式の駐車場が完備されています。
ノスタルジックな街並みが趣のある佃島(約700m/徒歩9分)
徳川家康が摂津国にあった佃村の漁民を江戸に呼び、石川島に近い島を居住地として与え住まわせました。人々は故郷の佃村に因んでこの地を「佃島」と名付けました。高層マンションとレトロな建物の対比がタイムスリップしたような、なんとも不思議な感覚を覚えます。
住吉神社(約750m/徒歩10分)水を司る神様が祀られている佃島の鎮守。訪れた時にはお正月に向けての準備が進められていました。
天安本店(約650m/徒歩9分)天保8年(1837)創業の老舗佃煮店。伝統を感じることのできる店構え。
聖路加タワー(約650m/徒歩9分)特徴的なツインタワー構造。ホテルやレストラン、スポーツジムなども入った複合施設。
聖路加国際病院(約600m/徒歩8分)都内有数の大規模総合病院。新約聖書『ルカによる福音書』の著者とされる聖人ルカの漢字表記に由来しています。
中央区立明石小学校(約650m/徒歩9分)大正時代に建てられた校舎が今も使われている歴史ある学校。
記事作成 2017/12/18 森下しま