建物の名前にも入っている「ラグゼ」。フランス語で「贅沢」という意味だ。
「贅沢」と聞くと高級なものを想像する。例えば、誰もが羨む超高層マンション、充実した共有設備、高級住宅街などの立地の良さだ。goo国語辞書で定義している「贅沢」も、
1.必要な程度をこえて、物事に金銭や物などを使うこと。
2 .限度や、ふさわしい程度をこえること。
とあるため、まさにイメージ通りである。
優しいベージュの外観は、街並みとよくマッチしている。
ラグゼガーデン松原の中庭。中央にはシンボルツリーがある。
しかし、私が考える「贅沢」とは違うものだ。例えば、美味しいものを食べた時、頑張った自分にご褒美をあげた時、大切な人とかけがえのない時間を過ごす時。そして、きれいな景色を目にした時。穏やか気持ちで様々なものを美しく感じられた瞬間、とても心が満たされ「贅沢」な時間を過ごしたと感じる。
この考えは、「ラグゼガーデン松原」も同じではないだろうか。目に見えて豪華なものを並べるのではなく、日常に溢れている幸せを噛みしめる。「ラグゼガーデン松原」に住む人々の心身に豊さをもたらすことが、この建物の名前に込められた想いなのだろう。
中庭は吹き抜けになっているため、明るい日差しが差し込む。
その象徴のひとつが、エントランスをくぐり左に曲がった先にある中庭だ。吹き抜けになっていて柔らかな光が注ぎ込むそこは、まるで周りとは違う時間が流れているようだ。普段から猫背で俯きがちに歩いてしまう私も、目の前に広がる開放的な空間に、思わず顔を上げた。
私が訪れた昼頃は、爽やかな風が吹く心地よい時間だった。きっと、他の時間の景色も素敵なのだろう。朝は陽射しを全身に浴び、夕方には日の入りを眺め、夜は星々に思いを巡らせる。そんな様々な想像をしてしまうくらい、中庭が作り出す景色は魅力的だった。無心な気持ちになったり、ただただ時間の流れに身を任せてみたり、ぼうっとたそがれてみたり…。一度立ち止まってみることも大切なのかもしれない、と中庭が教えてくれた。
建物の周辺にも、緑が生い茂る。
今回、訪れた「ラグゼガーデン松原」は、いつもなら何気なく見逃してしまうありふれた光景や、忙しなく過ぎる日常に気付かせ、ゆとりを持った生活へと導いてくれる。中庭のシンボルツリーなどの植物に癒され、吹き抜けからの日光や風、穏やかに過ぎる時間をゆっくりと楽しむ。これほど「贅沢」なことがあるだろうか。
物件名称 | ラグゼガーデン松原MAP | 所在地 | 東京都世田谷区松原1丁目11-22 |
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賃料 | 147,000 円~169,000 円 | 交通 | 京王電鉄京王線「明大前」駅徒歩5分 |
間取 | 1LDK | 専有面積 | 40.33㎡~56.76㎡ |
構造/階建て | 鉄筋コンクリート造/地上3階 | 築年月 | 2010/05 |
総戸数 | 管理人 | 巡回 | |
駐輪場・バイク置き場 | 設備 | 、 | |
特徴 | 備考 | 管理:巡回 駐輪場1住戸1台まで無料! |
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特記事項 | 次回更新日 |
エントランスの正面には、メールボックスがある。そして、その隣には黒い壁が。裏を覗いてみると宅配ボックスが整備されていた。
毎日届く可能性がある郵便物は、取りやすいように見えるところに。プライベートな荷物が届きやすい宅配は、目隠しがあるところへ。適材適所の工夫がされている。
その他にも、室内にゴミ置場や駐輪場があり、便利な設備が整っている。
京王線の明大前を降りると、飲食店を中心に賑わっている。大学が近くにあるため、ファーストフードなどが多く見られた。
外食をしたくなった時、ちょっと時間を潰す必要があった時。様々なお店がある駅前なら、色々な選択肢を楽しめる。
生鮮食品館AZUMA 明大前店(約400m/徒歩5分)
京王電鉄京王線の明大前駅から徒歩2分ほどの場所にあり、23時まで空いているため、仕事帰りに気軽に寄ることができる。自炊している人はここで食材を買うことが多いようだ。
まいばすけっと 松原2丁目店(約500m/徒歩6分)
ローソン 明大前駅南店(約500m/徒歩6分)
フレンテ 明大前(約500m/徒歩7分)レストランやカフェ、書店が入るテナントビル。
明治大学 和泉キャンパス(1.1km/徒歩14分)駅名の由来になっている明治大学。駅前は多くの学生で賑わっている。
ココカラファイン 明大前店(約450m/徒歩6分)
記事作成 2017/6/7 加藤美穂
加藤 美穂
南向き、角部屋、ペット可、セキュリティばっちり…。こだわりはたくさんあるから、じっくりゆっくり吟味して運命の部屋と出会いたい。
最近は、神社めぐりがマイブーム。どうか、良い物件とご縁がありますように!