Rising Sun(ライジング・サン)というと、あなたは何を連想するだろうか。直訳すれば「朝日」だが、「Land of the Rising Sun」(=太陽の昇る国/日出ずる国)の意味から、それだけで日本の国を指す場合もある。
ちなみにEXILEの大ヒット曲「Rising Sun」は東日本大震災の被災地の復興支援を目的としたチャリティーソングとして2011年9月に発表されたが、歌詞では太陽がまたのぼってゆくと歌いながら、そこには「頑張れ!日本」という意味が込められている。
「RISING SUN 恵比寿二丁目 BRANZ」の外観。落ち着いた色合いの茶系タイルが貼られ、シックで高級感あふれる印象だ。
建物の側面にも、ぐるりと植栽が取り囲む。
今回レポートするマンションは「RISING SUN 恵比寿二丁目 BRANZ」。「BRANZ(ブランズ)」は東急不動産が展開する高級賃貸レジデンスシリーズの名称だが、なぜ頭に「RISING SUN」と名付けたのか、その由来は残念ながら調べてもわからなかった。単に関係者の誰かが EXILEのファンだった…という可能性もあるが、私なりに推測するならば、この日本を明るく顔を上げて生きていってほしい、そんな都会で暮らす人へのエールが込められているのではないだろうか。正解か不正解かは別にしても、非常に力強く、よい名前をつけたものだ。
「RISING SUN 恵比寿二丁目 BRANZ」まではJR恵比寿駅から徒歩12分、東京メトロ日比谷線の広尾駅から徒歩9分。近くを流れる渋谷川へ向かって緩やかに下っていく坂道の上に建つ、高級賃貸レジデンスである。築年は2015年2月で、総戸数は43戸。落ち着いた色合いの茶系タイルが貼られた外観は見るからに高級感あふれる印象だが、4階建ての低層ということもあり、主張しすぎることなく周囲の街並みにもしっくり馴染む。
その建物を美しく彩るのが、周囲を取り囲むように植えられた植栽だ。きちんと手入れされた、さまざまな種類の木々や草花が贅沢すぎるほどふんだんに配置され、住人はもちろん通りを歩く近隣の人の目も楽しませてくれる。
エントランスは植栽に彩られ、高級ホテルのような佇まい。
建物内に入れば、まるで高級ホテルのように豪華なエントランス、そしてギャラリーのように美しいエントランスホールが広がる。セキュリティ設備も非常に充実しており、エントランス+エレベーターホールの2ヶ所にあるオートロックに加えて、防犯カメラも随所に設置。女性のひとり暮らしでも安心して生活できるだろう。
しかも「RISING SUN 恵比寿二丁目 BRANZ」はペットが飼える、うれしいマンション。ペットの種類や頭数などの制約や飼育規則があるため詳細は問い合わせが必要だが、大切なペットと一緒に都会生活を満喫できるのは何より嬉しいポイントだ。恵比寿は愛犬と一緒に入れるドッグカフェや、恵比寿ガーデンプレイスなど散歩コースとして人気の場所も多く、ペットと暮らしやすい街でもある。
もちろんペットを飼わなくても、広尾駅前の商店街や恵比寿駅近辺には人気ショップや飲食店などのスポットも数多くあるため、退屈することはないだろう。便利な住環境で、この街ならではのおしゃれな暮らしを満喫できそうだ。
エントランスに設置されている「RISING SUN 恵比寿二丁目 BRANZ」のネームプレート。高級感ある石造りの壁に映える。
都会暮らしは決して楽しいことばかりではない。都会ならではのストレスもあり、時には挫折を感じることもあるだろう。そんなときに「Rising Sun」という希望を象徴するような名前のマンションはきっと、あなたに勇気を与えてくれるはずだ。
明けない夜はない、必ず日はのぼる。そんな希望をもって生きるうちに、のぼった太陽はいつしか輝く=Sunshine(サンシャイン)となるだろう。
物件名称 | RISING SUN 恵比寿二丁目 BRANZMAP | 所在地 | 東京都渋谷区恵比寿2丁目33-13 |
---|---|---|---|
賃料 | --- 円 | 交通 | 山手線「恵比寿」駅徒歩12分 |
間取 | 1DK,2LDK,1LDK | 専有面積 | --- |
構造/階建て | 鉄筋コンクリート造/地上7階 | 築年月 | 2015/02 |
総戸数 | 43戸 | 管理人 | |
駐輪場・バイク置き場 | 設備 | 、 | |
特徴 | 備考 | ||
特記事項 | 次回更新日 |
建物の周囲やエントランスなど、敷地内にはセンスよくデザインされた植栽がふんだんに配置され、建物を美しく彩る。テラススペースも設けられており、建物内のエントランスホールからも四季折々の表情を楽しめる。
高級ホテルを思わせる豪華なエントランスから建物内に入ると、ギャラリーのように美しいホールが迎えてくれる。白い大理石が使われた広々とした空間は、窓から見えるテラスの植栽とのコントラストが見事だ。
額縁のように切り取られた壁面には、自然石から独自のイメージを創造する彫刻作家・植田亜矢子氏のアートがディスプレイされている。
不在時でも荷物が受け取れる宅配ボックスや鍵付きの集合ポスト、駐輪場、敷地内のゴミ置き場など、都会暮らしを快適にしてくれる充実の設備が揃う。
また、ペットの飼えるマンションとあって、専用の足洗い場が設けられているのも嬉しいポイントだ。
エントランス+エレベーターホールの2ヶ所にあるオートロックに加えて、防犯カメラも随所に設置して、住人の安全をしっかり守ってくれる。また、美和ロック社製のハンズフリーキー「Raccess」を採用して、オートロック操作盤の前に立つだけで鍵の解除が可能。キーを差し込んだり、かざす必要がないのは非常に便利だ。
恵比寿ガーデンプレイス(約900m/徒歩12分)。三越デパートやビアレストランをはじめ、東京都写真美術館、恵比寿ガーデンシネマ、ウェスティンホテル東京などが集まる人気のスポット。犬連れで入れるドッグカフェやペット用品のショップなどもあるため、愛犬を連れて散策する人の姿も多い。
アフリカの花屋「AFRIKA ROSE」(約350m/徒歩5分)。日本では珍しいケニアのバラを専門で扱うフラワーショップ。力強い生命力にあふれるバラは、一般的なバラの1.5〜2倍以上の大輪。ケニアのバラを日本に広めることで現地に雇用を生み出したいというミッションを掲げるフェアトレードのお店だ。
広尾散歩通りにある「椿宗善」広尾店(約290m/徒歩4分)。煎茶・日本茶・紅茶・健康茶・ハーブティーなど世界のお茶を取り扱う専門店。「桃のアールグレイティー」「野草減肥茶」など珍しいお茶が揃う。
地域の憩いの場になっている、広尾公園(約400m/徒歩5分)。「区立広尾ひだまり保育室」に隣接し、遊具などで遊ぶ子どもたちの元気な声が響く。
高級スーパーマーケットの老舗「明治屋」(約600m/徒歩8分)。日比谷線の広尾駅から徒歩1分、ファッションや雑貨、食品など多彩なショップが揃う「広尾プラザ」内にある。
東京都立広尾病院(約400m/徒歩5分)。「東京ER・広尾」を運営し、365日・24時間の外来患者受け入れに対応している。東京都の基幹災害医療センターにもなっており、いざという時に心強い存在だ。
記事作成 2017/9/25 大家リリコ
大家リリコ
ライター業をやりながら、アパートも運営するサラリーマン大家。築70年超の古民家をリノベした自宅に住んでいます。築古から新築まで、いろんな物件を趣味と実益を兼ねて見に行くのが大好き!
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