広尾ハイツ

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住居を探すとき、人によって条件は様々だ。昔の僕は徒歩圏内に映画館があることを条件にしていた。ある人はお気に入りの居酒屋やバーが近くにあること、また別の人にとっては、緑があふれた公園が近くにあることが重要なポイントになる。その人が日々の生活で何を大切にしているかによって条件は変わってくる。
今回訪れた広尾ハイツは、人によって違う、住まいに望む条件の多くをクリアしてしまうのではないだろうか。実際に足を運んでみて僕も気づいたのだが、立地が絶妙なところにある。

まず最寄駅でいちばん近いのは東京メトロ日比谷線の広尾駅。ここからマンションまでは徒歩9分ほどで、そこまでに店などもあり、歩いている時間も楽しい。広尾というと高級住宅街として知られているが、周囲は緑が多い環境で、とても暮らしやすい。広尾駅からすぐのところには有栖川宮記念公園がある。ここは江戸時代に盛岡南部藩の下屋敷として使われており、その後、有栖川宮の御用地を経て東京の記念公園として利用されるようになった由緒正しい公園だ。大小ふたつの滝や日本庭園があり、ウメやサクラ、ハナショウブ、アジサイ、イチョウなど四季折々の花を存分に楽しむことができる。また、駅の近くにはお洒落なカフェがいくつも見られ、本格的なシアトルコーヒーを飲める店もある。
駅前の外苑西通りを南へ下っていくと、天現寺橋のかかる交差点がある。ここを流れているのは渋谷川で、この天現寺橋から恵比寿、渋谷の宮益橋にまで続いている。そして橋を渡って外苑西通りをさらに南へ下った恵比寿三丁目の交差点のところに広尾ハイツがあった。ここから西へ向かって真っ直ぐ歩けば約13分で恵比寿駅に着く。東へ約15分歩くと南北線の白金高輪駅に着いてしまう。南へ約4分歩くとシロガネーゼたちが歩くプラチナ通りがある。それらのいずれかの場所に行けば、飲食店やファッション、くつろぎの空間など自分の欲しいものを探し出せるのではないだろうか。誰もが環境を存分に活かして暮らすことができるだろう。

広尾ハイツの外観は、ヨーロッパの高級住宅を想起させるデザインで、バルコニー部分の柔らかな曲線が印象的だ。アプローチには植栽が施され、オレンジ色の煉瓦の壁に刻まれた館銘板は上質感にあふれており、思わず建物内に引き込まれそうな魅力がある。設備面も充実している。セキュリティはオートロックと5台の防犯カメラでしっかり対応し、日中は管理人室からのチェックも行われるため安心だ。また、不在時でもスムーズに荷物を受け取れる宅配ボックスやプライバシーを守れるダイヤル錠付きの集合ポストも備えている。屋根付きの駐輪場や駐車場、24時間利用可能なゴミ置き場は、日々の暮らしにとても役立つだろう。

そして、ペットや楽器が相談可能というのも重要なポイントのひとつだ。どんな人にとっても快適に暮らすことのできる仕様となっている。人によって住まいに求めるものは大きく違うものだが、広尾ハイツなら、多くの人が望む条件をクリアするだけの懐の深さがあるように思えた。マンションから東西南北のどの方角に向かってもそれぞれの楽しみがあり、建物内には便利に暮らすことのできる装備が揃っているのだ。住まう人を選ばない特別な良さがあるのが広尾ハイツといえるだろう。

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❶有栖川宮の御用地に造られた有栖川宮記念公園(約820m/徒歩11分)は、広尾駅からほど近い立地にありながら閑静な公園。園内ではウメやスイレンなど四季折々の花々を楽しめる ❷広尾駅周辺には様々なカフェがあり、どの店も個性豊か。カフェ・アパショナート広尾店(約750m/徒歩10分)ではシアトル系のコーヒーを楽しめる。 ❸アプローチからエントランスにかけて両側に手入れされた植栽があり、上質な雰囲気が漂う。 ❹マンション右側のレンガの部分には、お洒落な館銘板がある。

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